2nd店 7月の新入荷ビールのお知らせ
おはようございます。
季節はすっかりと夏に向けて加速し続ける中、今日も日の光を避けて生活しています。
2ndの関根です。
今夜は七夕ですね。
七夕の由来には、秋の豊作を祈る神事であった事や奈良時代に中国から伝わった「乞巧奠(きこうでん)」が変化していったもの等、諸説ありますが、一番オーソドックスなのは織姫と彦星の年に1度の逢瀬でしょうか。
今夜は素敵な天の川に恵まれるといいですね。
さて、今日はそんなロマンチック(?)な夜にもぴったりの、ほんのり甘いビールのご紹介です。
南信州ビール アップルホップ
●ALC 6.5%
●容量 330ml
●価格 ¥1100
南信州、伊那谷産の林檎『シナノスゥイート』の果汁を使ったフルーツビールです。
醸造者が直接、林檎農園に赴いて厳選した林檎の香りがとても華やかに香ります。
控えめな、ほんのりとした甘さと軽やかな酸味は、まさに夏向けです。
フルーツビールとは言っても甘さがくどくないので、食中酒としてもお飲み頂ける程。
そこは甘いものが不得意な私が自信を持ってお勧めします(笑)
ビールの苦みが苦手な方もぜひお試しくださいませ。
実はお勧めビールがもう1本あります…
南信州ビール アンバーエール
●ALC 5.5%
●容量 330ml
●価格 ¥1100
こちらは同じ南信州の琥珀色のアメリカンエールです。実は去年からずっと入れたかったビールで、今年になってようやく入荷できました。
柑橘の香りが爽やかでいて、味わいは力強く、大変飲み応えのあるビールです。
麦芽のコクと、ホップの苦みのバランスが良いので、しっかりとしたビールが飲みたくなった時にはぜひお試しください。
さて、この2種類のビール。実はビールではないものがあります。
正確に言うと、日本の法律上ビールとは呼べず、『発泡酒』となってしまうものです。
それはアップルホップ。
分類上、こちらは発泡酒の扱いになります。
日本の酒税法では、ビールとして呼ぶ為には…
◎ 麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの
◎ 麦芽、ホップ、水及び※麦その他の政令で定める物品を原料として発酵させたもので、
その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の百分の五十を超えないもの
(※麦その他の政令で定める物品とは)
「麦」「米」「とうもろこし」「こうりゃん」「ばれいしょ」「でんぷん」
「糖類または財務省令で定める苦味料もしくは着色料」の7品目を指す
(酒税法第3条12号)
つまり、ビールとして呼ぶためにはアルコールが20%以下の酒類で、麦芽、ホップ、水を使用。その他に政府の定めた副原料を使う場合は麦芽の使用比率が67%以上でないと、ビールと呼べないということですね。
一方、発泡酒は麦芽または麦を原料の一部とした発泡性のもので、アルコール分が20度未満のものという決まり。
麦芽比率が67%以下の発泡性の酒類、ビールに果汁やスパイスなどを加えた発泡性の酒類は、発泡酒になってしまうんですね。
…と、ビールについての難しい話はさておき。
どちらもとても美味しい『ビール』です。
忙しいなかの一息に、ぜひお立ち寄りください。
« 前の記事 | 次の記事 » |