トム・コリンズ
ジンベースのカクテル
19世紀終わり頃、イギリスでジョン・コリンズという人物が最初に作ったと言われている。当然、最初は「ジョン・コリンズ」というカクテル名で呼ばれていたが、ベースにイギリス産のオールド・トム・ジンを使うようになってから、「トム・コリンズ」と呼ばれるようになったという。第二次世界大戦以後はドライジンをベースとして作るのが標準的になった。
- アメリカ発祥のカクテル「ジン・フィズ」と材料や作り方はほとんど同じである(使うグラスや飾りのフルーツが違う)。
- アメリカ発祥の、ウィスキー・ベースのものは「ジョン・コリンズ」という。
- サリンジャーの小説『大工よ、屋根の梁を高く上げよ』の主人公が来客にふるまった飲物がトム・コリンズであった。
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