本店25周年のお知らせ Part2
BLUE CANARY本店25周年パーティー
6月28日(土曜)19:00~ 6月29日(日曜)17:00~
会費お1人 ¥8000 前売り¥7500
場所) BLUE CANARY 本店
飲み放題 ディナー込
特別有料試飲ボトル(原価で提供させて頂きます)
ボウモア25年(オフィシャル) ¥2000(30ml) ¥1000(15ml)
ハイランドパーク25年(オフィシャル) ¥1800(30ml) ¥900(15ml)
リンクウッド1989(キングスバリー) ¥900(30ml) ¥500(15ml)
山崎20年ミズナラ ¥2200(30ml) ¥1100(15ml)
皆様、ご参加お待ち申し上げます
前回に続き25年前の船橋を思い出してみようと思います
BLUE CANARYの前に営業していたのは美容室だったそうです。
バックバー側が鏡で、椅子が4脚、トイレの場所にシャンプー台、厨房の場所は休憩室とトイレがあったそうです。 入り口は今と一緒ですから、何となく店の配置の様子が頭に浮かびます。
OPENしたころは、隣のオリエンタルガーデン イサラのビルとセカンドのテナントビルもなく、京成の線路脇の地中海レストラン エルバコのあるサラトガビルだけでした。
京成電車からBLUE CANARYの2階建ての山清ビルが良く見えていたので、線路側に壁看板をつけていました。
お店の前のタイムス駐車場は2階建ての床屋さんと鶏肉専門店があり、鶏肉専門店が午後4時から立ち飲みの焼き鳥屋さんに変わり、ビールケースをテーブル代わりにし結構賑わっていました。
今でも1階の酒屋さんは立ち飲みをやっていますが、当時は外で飲んでいる人もいるくらい賑わっていました。 どこのお店も繁盛していて活気がありました。 現在の半分くらいしか飲み屋がなかったせいもありますが、仕事が終わったら一杯飲む人が多かった時代なんでしょう
京成線は路面を走っていて、クアトロのすぐ横に線路があり、遮断機付きの踏切がありました
駅前のフェイスビルもなく4~5階建てのパチンコ屋の入った雑居ビルが建っていただけで、2,3階建てのビルが立ち並び、ビルとビルの間にいくつもの路地があり、風俗系の店や一杯飲み屋などがたくさんありました。 船橋と言えば、競馬、オート、パチンコ、赤提灯、風俗というイメージが強い街だったようです 当時は、船橋以外から飲みにくるお客様がたくさんいたような気がします。
店の前にあるタイムス脇の駅前通りに抜ける路地に、クラブ サバという高級クラブがあり、12時を過ぎるとサバのお客様がホステスさんを連れて来店することが良くありました その他にもサボテンと言うクラブがあり深夜はアフターのお客様で商売が成り立っていおりました。
最初は、「ショットバーなのでボトル売りはやりません」と、断っていましたが、数万円~数10万円もするボトルを入れてくれと言われれば、心はブレます、「今回だけにしてください」と言っているうちに
数本から数10本とキープボトルは増えていきました 当時、ボトルキープは当たり前で、一番多いときは100本くらいあったように記憶しています。
ボトルキープ制から現在のBARスタイルに切り替えるのが大変苦労致しました。
3年目を節目に、スタッフを雇用し、店内もBARらしい内装にリニューアルし、カクテルを売りに、ウイスキー、スピリッツを300種類に増やし現在のスタイルに近くなってきましたが、内容はまだまだでした。 「カクテルを売るためには冠を取らなければ無理だ・・・」 日に日に思いが強くなっていった気がします。
後は、BARとしての品格と知名度の向上なくしては1番にはなれないと自覚し、カクテルコンクール、お酒のセミナーや試飲会など できるだけ参加しました。
そんな思いで 3年も続けているうちに、いろいろな方に名前と顔を覚えていただき、お客様を紹介していただいたり、勉強会の案内を頂いたり、状況が変わってくるものです
OPEN6年目で、日本バーテンダー協会関東技能競技カクテルコンクールで準優勝を勝ち取ることができました そして2年連続、全国技能競技カクテルコンクールに出場できたことも大きな飛躍となりました 翌年にはラッキーストライクカクテルコンクールでグランプリを頂き、複勝でアメリカのケンタッキー州にバーボンウイスキーの研修旅行に行かせていただきました
9年目で2ndのOPEN、10年目で本店の大改装、現在のスタイルを構築することができました
本店改装中には、スコットランドに単身で蒸留所を見学に行けたことも 後のウイスキーの充実につながったと思います。
25年目にして思うこと
『5年で基礎を学び、5年で基礎に磨きをかける』
『5年で人として成長し、5年で品格と知性を磨く』
最初の10年でどれだけやったかが結果になると思います
皆と同じか、それ以上か、それ以下か・・・・・・・・
次は、30周年に向かって、日々精進してまいります
これからも、どうぞ BLUE CANARY をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
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