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BLUE CANARY本店 30周年 part2

大家さんと面談当日、朝から不安で落ち着かなかったので、自分の中で何度も繰り返し練習した出店するBARのコンセプト、方針、メニュー構成などを再度確認し面談を迎えました。
出店するBARの説明が終わると、大家さんから出店条件を提示されました。 その内容は、

1、深夜営業は禁ずる 深夜24:00までの営業
2、カラオケや騒音の大きい営業は禁ずる
3、風俗、女性(ホステス)の接客のある商売は禁ずる
4、火気厳禁(スナック程度)

結構厳しい条件提示だった記憶です。  
騒音と風俗はクリアできているが、深夜営業と火を使えないのは想定外でした。 しかし、条件をOKしないと契約できない可能性もあるので、こちらとしても強気に出られず、申し訳ない感じで交渉をしてみました。 BARは2件目の利用が多いので深夜25時まで営業したい事と、料理を提供出来ないと売り上げにもつながらなく家賃を払えなくなるなど、誠心誠意説明しました。

やるだけの事はやったし、何とかなるさ・・・ケセラセラ 行きあたりバッタリの、私の人生そのままです。

数日後、不動産の奥様から、「大家さんが承諾してくれました。」と、連絡があり、何かびっくりしたというより、やったぜ!、幸運が巡ってきた、やっと自分に運が向いてきたというか、もう嬉しくてしょうがなく、祝杯と言いながらその日は飲みつぶれた記憶があります。

1989年2月10日賃貸契約成立  30歳で独立  念願の自分の店を持つことが出来ました。 
サインをして捺印をして賃貸契約書を頂き私は、有頂天になっていました。

それからの日々は、お店のレイアウト(内外装)のプラン、内装業者との打ち合わせ、銀行融資\関係の書類作成、メニュー作製、開業案内、カクテル、料理の試作と試食など休む時間もなく過ぎてゆきました。開店は3月半ばを目標に準備を進めていました。

しかし、ここからは、毎日家賃が発生します。 少しでも早くお店をオープンさせくてはなりません。
ここから悪戦苦闘の毎日が続きます。

次回に続く



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